オープンカーは欧州の風を楽しむ乗り物。日本の四季をマーチや軽、ロードスターで楽しもう。
オープンカーの季節が近づいてきた。別に冬にオープンカーでもいいのだけれど、春から秋まで日本なら楽しむ時間が長いオープンカー人気。今ではオープンカー専門のレンタルもある。特に外車のオープンカーならレンタカーで試してからがお薦め。なにしろベンツやBMWは高額だから間違った買い物はシャレにならないのだ。日本ではホンダビートで火がついた軽自動車のオープンから新車・中古車は当然として幅広くラインアップされているからオープンカーの快感を知ったら迷って夜も眠れなくなります。春先や秋の紅葉シーズンなら、欧州の田舎道を走るように楽しめる。オープンカーならではの「外気と一緒」の楽しみ方を憶えたら病みつきです。別にベンツやBMWじゃなくても、軽自動車、それも中古のオープンカーを狙ってもいい。まずは楽しむ、それがオープンカーです。
オープンカーのスタイリングは難しい。もともと実用車というよりは欧州でのバケーション用。つまりお祭り車が原形。運転する楽しみは車というよりバイクのそれに近い。ミニやフィアット、MG-Bなど歴代の欧州オープンカーの名車は常にオープン+スポーツが売り。小ぶりでやんちゃが欧州オープンカーのキーワードなのだ。そのお株を奪ったのが新規制前の軽オープン爆発ヒットのホンダ・ビート。ボディカラーも赤や黄色の原色系を使い、運転感覚は限りなくバイクに近い。風を感じてノビノビと走るオープンカーの醍醐味を日本に広めたのは間違いない軽自動車オープンカーのヒットモデルでしょう。希少でプレミアムものだけれど、中古車もあるにはある。外車オープンのお株を奪ったといえばユーノス・ロードスターも同じ。スポーツに振った国産オープンカーが90年代以降のトレンドとして語り継がれてきた。外車のオープンカーは米国系のカマロやトランザムを除けばいつも変らぬ定番はベンツやBMW、だけど日本では高級すぎてオープンカーらしくスポーティには走りずらい。そこで第三勢力は「寸づまりオープンカー」系。ミニやアルファ、プジョーやフィアットが典型。その流れに加わって異彩を放っているのがマーチCCでしょうか。まずはオープンカーの爽快感をレンタカーでも使って味わってみるのはいかが?
オープンカーの中でも、この寸づまり系は可愛いのが特徴。レンタルで出回る本流スポーティオープンカーとは少し勝手が違う。感覚はバイクというよりは自転車。よき生活の相棒がコンセプト。マーチやプジョー、ミニのコンセプトにピッタリなのだ。欧州では本当によく売れている。小型で取り回しがよく、デザインはあくまで可愛い系、意外と荷物を積むスペースの実用性もあったりする。(オープンカーだから高いわけではない。念のため。)マーチCCの生産は英国。かつてMG-Bを生み出したオープンカー老舗国なのだ。少し無理やりに屋根を切り落としたようなマーチ・オープンカーだけれども、オープンカー自体が「乗る人のための車」。スタイルのバランスは大目に見て乗るのが流儀。しかもスポーツ系じゃないのだから当たり前。それでもマーチCCやプジョー206オープンカーの爽快感は格別で、取り回しの良さは軽自動車並みとくるから生活の相棒として女性にピッタリなのだ。中古車も出回り始めているけれど、オープンカーはディーラー購入が原則。基本的に「屋根の無い状態が基本設計というオープンカーは無い」と考えていい。つまり軽自動車だろうがマーチだろうがBMWだろうがベンツだろうがオープンカーは「いわば無理に屋根を落とした車」とも考えられるから、メンテナンスは当然マメにしたいのだ。